海水浴で心配なのが、貴重品の管理方法です。砂浜は完全にノーガードな場所のため、窃盗被害が後を絶ちません。そこで今回は、海水浴に行った際に役立つ貴重品の管理方法について、おすすめの対策や注意点をご紹介します。

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海での貴重品管理はコインロッカーがベスト

海での貴重品管理は、カギがかけられるコインロッカーを使いましょう。出し入れする際にお金はかかってしまいますが、使用金額の相場は100円～300円程です。財布を丸ごと盗まれてしまうよりは、遥かに安い金額で貴重品をまもれるため、コインロッカーを見つけたらケチることなく利用してください。

コインロッカーがない場合は？

海水浴場の全てに、必ずしもロッカーが設置されているとは限りません。その場合の対処について、主な方法をご紹介します。

海の家に預ける

海の家によっては、1日あたり大人1,000～2,000円程度の利用料で荷物を預かってくれるところが多いです。基本的にはかごに入れて、海の家に預けておくシステムですが、貴重品は預かって貰えないこともあります。利用予定の海水浴場に海の家がある場合は、事前に連絡して預かりのシステムについて確認しておきましょう。

車の中に置く

海水浴場に車で行っている場合は、車中を貴重品置き場にするのがおすすめです。駐車場が遠い場合、必要な際に取りに行く手間はかかりますが、砂浜に置きっぱなしにするよりは安全です。ただし、海水浴シーズンは車上あらしも少なくありません。車の外から見て、わかりやすい場所に貴重品を置かないように注意して下さい。

順番に見張りをする

複数人で海水浴に訪れた場合は、順番に見張りを行うのもおすすめです。全員で一緒に海に入れないのは残念ですが、人の目があるのは砂浜で一番の防犯になります。あまりに荷物が多いと、全てに目が行き届かない可能性があるため、貴重品はひとつにまとめて見張りの近くに置くようにしましょう。

身につけて持ち歩く

砂浜に持ち出すのは、最低限の小銭やスマホなどに限定して身に付けるのもおすすめです。今は防水性のポシェットや、首からかけられるストラップ付の防水バッグも数多く発売されています。海の中で無くさないように注意すれば、完璧な防犯対策といえるでしょう。

海水浴に便利な防犯グッズ

近年では、海水浴の際に便利な防犯グッズも数多く展開されています。主な商品をご紹介しますので、ぜひチェックしてみましょう。

隠し金庫

今、海水浴に便利な防犯グッズとしてペットボトルや缶ジュースに見える隠し金庫が注目されています。他にもお菓子の箱・ヘアブラシの形など、貴重品が入っているとは思えないような、金庫が続々販売されているのでチェックしてみましょう。しかしSNSなどでも話題になっているため、金庫とバレてしまうケースもあります。

 

あくまで置きっぱなしにするよりは安全程度に考えて、本当に大切なものは入れて放置しないように気を付けてください。

テント

テントは、外から荷物を物色しにくくする防犯アイテムです。窃盗犯は、砂浜をざっと見てまわり、盗みやすそうなものをターゲットにします。テントで荷物自体を隠してしまえば、その物色を妨害することができるのです。ただし、テントは誰の持ち物か本人以外にわからず、水着姿の人が侵入したとしても周りは違和感をもたないでしょう。そのため完全に無人にするのは、できる限り避けてください。

ワイヤーロック

荷物同士をワイヤーロックで繋げたり、テントの足にケーブルロック固定したりするのも防犯対策のひとつです。ポイントは「盗むのが面倒だ」と思わせること。人目の多い砂浜では、時間がかかる作業を窃盗犯は嫌がります。こうした視覚による抑止効果も、防犯対策としてはおすすめです。ただしあくまで対策のひとつなので、高級なもの・無くなったら絶対困るものは放置しないようにしましょう。

さまざまな工夫を組み合わせ、海での盗難を防止しよう

海での盗難は、さまざまな方法で対策が可能です。しかし一番大切なのは、必要最低限以外の貴重品は浜辺に持ち込まないこと。浜辺もしくは海の家で使うことがないであろうカード類などは、安全な場所に保管もしくは家に置いていきましょう。海水浴場は盗難が多いことをしっかり理解し、安心して遊べるように持ち物を見直してください。