夏はサーファーの活動が活発になる季節です。また、趣味で新たに始めようという人も増える時期といえます。そんな夏サーフィンでは、どんな服装をするのが適切なのでしょうか。今回は夏サーフィンにおすすめの服装や、海の注意点などについてご紹介します。

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夏サーフィンの基本的な服装

夏のサーフィンで多く見られる基本的な服装は以下の通りです。

 

• 水着
• ラッシュガード
• タッパー
• スプリングウェットスーツ
• ロングスリーブスプリング

 

絶対これを着るといった決まりはありませんが、軽装過ぎると万が一のときに大怪我を追ってしまいます。最低限、ウェットスーツは着用するのがおすすめです。

初心者は軽装を避ける

先にも記載した通り、サーフィン中はケガをする恐れがあります。そのため、とくに初心者は軽装を避けてウェットスーツで全身を守りましょう。また、ウェットスーツを着ていると水に浮かびやすくなります。思わぬミスでパニックになった際にも、軽装よりは溺れる確率が格段に低くなるため、ウェットスーツの着用がおすすめです。

スーツ下の水着もサーフィン用のものを

ウェットスーツの下に着る水着も、専用のものを着用するのがおすすめです。サーフィンは激しいスポーツのため、海水浴と同じ感覚で水着を選ぶと、動きにく・生地が肌に擦れて痛い・装飾が邪魔といったことが起こります。紐や飾りのないシンプルデザインで、女性はビキニタイプがサーフィン用として適しているでしょう。

 

男性はもともとスーツの下に水着を着る人が少ないため、着用するならボードショーツがおすすめです。

夏サーフィンでの注意点

夏サーフィンでは、気を付けないとケガの原因となるものもあります。サーフィンをする際は以下に注意して海に入りましょう。

日焼け

サーフィンに夢中になって、日焼けのし過ぎや熱中症になるケースも少なくありません。とくに日差しが強い日は、しっかりと日焼け止めをぬったうえでウェットスーツやラッシュガードも取り入れて肌を守りましょう。日焼け止めは1時間程を目安に塗り直すのが好ましいです。また、サーフィンは思っている以上に汗をかくため、水分補給・塩分補給もしっかり行ってください。

クラゲ

海には毒をもつクラゲやエイが生息しています。とくに夏の終わりごろはクラゲが増える時期になるため、肌の露出をできるだけ控えるのがポイントです。サーフィン中にクラゲやエイを見かけたら、むやみに近付かずにその付近を離れましょう。万が一刺された場合に備え、タオル・ピンセット・消毒液といった救急セットを用意しておくのも大切です。

ビーチサンダルは必須

夏の浜辺は高熱になっているため、素足で歩くのは大変危険です。ビーチサンダルやマリンシューズなどを履いて足を守ってください。また、先に紹介した毒をもつ生物は浅瀬にも現れる場合があるため、刺されない予防策として足元は気を付けておきましょう。

服装以外の注意点

海はそのものが、危険要因になることがあります。服装以外にも、以下の点に気を付けてサーフィンを楽しみましょう。

海と天気のコンディション確認する

安全にサーフィンをするためにも、海と天気の状況を事前に確認しておくのは必須事項です。海は風・波・雲など天候の影響を受けやすく、それによって危険度も変わります。とくに夏場は天気が変わりやすく落雷といった危険もあるため、より注意が必要です。

ルール・マナーを守る

自由に波に乗っているように見えるサーファーですが、きちんとしたルールが存在します。例えば「ひとつの波には1人しか乗れない」というのは、代表的なルールです。事故を避け、安全にサーフィンを楽しむためには、ルールをしっかりと把握してから海に出ることが必要になります。また、これはサーフィン以外でも同様ですが、人が少ないなどの理由から遊泳禁止区域に入ることは絶対にしないでください。

リーシュコードを必ず着用する

リーシュコードは、サーフボードと足首をつなぐコードです。これは転倒した際にサーフボードが足から離れていき、他の人に当たる危険を防止するためのアイテム。サーファーはもちろん、海水浴客の増える夏場はとくに注意が必要です。リーシュコードは、使用しているサーフボードと同程度の長さを選ぶのが適切でしょう。

夏サーフィンは安全も考えて服装を決めよう

夏は開放的になるため、サーフィンを楽しむ際にも軽装でと思う人も多いでしょう。しかしサーフィンは、一度の転倒で思わぬ大怪我をする可能性のある激しいスポーツです。乗る人のレベルにもよりますが、基本的にはしっかり肌をガードしてケガのリスクを減らす服装で安全に楽しみましょう。