せっかくレジンアートやアクセサリーを作っても、表面が曇っていて台無し…という経験はありませんか？せっかく作品を作るのであれば、できるだけきれいに仕上げたいものですよね。そこで今回は、レジンの表面をきれいにする磨き方の方法をお伝えします。レジンが曇ってしまう原因についても併せて解説するので、ぜひ最後までお読みください。

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レジンが曇ってしまう原因

ここでは、レジンの表面が曇る主な原因をご紹介します。レジンの曇りを除去するスキルを身に付けることも大切ですが、まずは曇らせないことが一番です。心当たりがある場合は、改善していきましょう。

余分な水分が含まれている

レジンの中に余分な水分が含まれている場合、曇りや濁りとして現れる場合があります。竹串などを使用してレジン液をかき混ぜる場合、竹串に付着したわずかな水分がレジンに入り込むケースも少なくありません。思わぬところから水分が入ることがあるため注意しましょう。

レジン表面に傷がついている

レジンの表面に、細かい傷がたくさん付いている場合は、曇っているように見える場合があります。また、十分に硬化されていないのに触ってしまうと指の跡がついてしまい、その部分が濁ってしまうこともあるため注意してください。

モールドとレジンの種類があっていない

UVレジンに対応しているモールドは、鏡面仕上げになっています。そのため、鏡面仕上げになっていないモールドを使用すると、表面が汚くなってしまうことも考えられるでしょう。モールドを選ぶ際は、UVレジンに対応しているかどうかを必ずチェックしてください。

レジンが曇ったときに準備するもの

レジンが曇ったときには、丁寧に磨く必要があります。必要な材料は、以下の通りです。

 

• 耐水ペーパー
• 鉄のヤスリ
• 水入れ
• マイクロファイバークロス
• コンパウンド
• 防塵マスク

 

レジンは石油製品なので、体内に入ると悪い影響を及ぼす可能性が考えられます。レジンを扱っていると、目に見えないレベルの細かいほこりが出て吸い込んでしまう危険性があるため、普通のマスクよりも目の細かい防塵マスクを用意してください。

レジンの曇りを除去する方法

レジンの曇りを除去する方法は、以下の通りです。

 

1,鉄のヤスリを使用して、ザギザになった部分や尖った部分を除去する「バリ取り」を行います。不要な出っ張りやへこんでいる部分がなくなるように、慎重に全体の形を整えていきましょう。大きくへこんでいる場合や、傷が深い場合には、レジン液を入れて硬化させることで平らにしてください。

 

2.鉄のヤスリで削ると、レジン表面が白く曇ります。ここからは時間をかけてゆっくりと表面を磨きましょう。#400、#800、#1000、#1500の順に、目の粗いタイプのやすりから始め、細かいものに変えて作業してください。

レジンの表面を磨く際のポイント

レジンの表面を一気にきれいにしようとしても、うまくいきません。レジンの表面を磨く際のポイントは、根気よく時間をかけて丁寧に磨くことです。不要な力は入れないようにして、優しく撫でるように磨いてください。

 

慌てず丁寧に磨いても難しい場合は、ルーターを使用してバフがけを行ったり、上からレジンでコーティングしたりなど、別の対策を行いましょう。原因を正しく見定めて、解決法を見つけ出すことで、表面をきれいに磨くことができます。

レジンを磨く際は根気よく作業しよう！

本記事では、レジンの表面をきれいに仕上げる磨き方の方法をご紹介しました。レジンの表面が曇った場合は、一気に解決しようとせず、根気良くよく時間をかけて丁寧に磨くことが大切です。表面が曇る原因は、余分な水分やレジンの傷など実にさまざまですが、まずは原因を排除することから始めてみましょう。レジン作りを始める際は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。