「インテリアに使う色によって部屋の雰囲気が変わる」ということは知っていても、いざ選ぼうとすると迷ってしまうものですよね。おしゃれでリラックスできる部屋を作るためには、一体どのようなことに気をつければ良いのでしょうか？そこで今回は、インテリアの色を決める際のポイントを解説します。色決めの基本ルールについてもお伝えするので、ぜひチェックしてみてください。

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インテリアの色を選ぶにはテイストの決定から

インテリアのテーマカラーを選ぶには、まずはどのような部屋の雰囲気を目指すかコンセプトを決めましょう。仕事部屋なら、モダンな雰囲気、寝室やリビングはリラックスできる雰囲気など、部屋によっても方向性は異なるでしょう。なかなか決まらない方は、ネットでおしゃれな部屋をチェックして参考にしてみるのもおすすめです。

【テイスト別】色や素材の決め方

ここからは、使う色や素材の決め方をテイスト別にご紹介します。

ナチュラル系

ナチュラルな雰囲気の部屋を目指す場合は、ウッド調を基本として、オーガニック素材や無垢材など温かみを感じられるものを多く取り入れましょう。「柔らかい」「優しい」を意識して、インテリアや照明を選んでみてください。間接照明や自然光を利用して、癒される雰囲気を意識することでナチュラル系の部屋に仕上がります。

ヴィンテージ系

味わい深い雰囲気を演出できるヴィンテージ系の部屋も、おしゃれな人たちに人気です。使用感のあるタイルやレンガなど、古い雰囲気のあるものをインテリアに取り入れてみましょう。ブラウン系やモノトーン系が色味の基本ですが、ビビットなカラーをアクセントとして取り入れることで、部屋の雰囲気が締まります。

クラシックモダン系

現代的なモダンスタイルと、昔ながらのクラシックスタイルが融合したクラシックモダン系も、人気のテイストです。完全なるクラシック調やモダン調だとくどくなりがちな場合も、相反する2つの系統を組み合わせることでバランスを取ることができます。クリーンで明るい色選びを意識し、高級感とカジュアルさの割合を意識しながら部屋作りを進めましょう。

和モダン

和モダンを意識した部屋は、日本ならではの雰囲気を楽しめることで人気です。水回りや電化製品などは現代的に、全体のデザインは懐かしさを感じるレトロなものを取り入れるのも良いでしょう。畳やガラスなどを現代風のデザインとうまく組み合わせてコーディネートすることで、古めかしいだけの印象を避けられます。

 

また、洋室の場合は和風の家具を選び、和室の場合に洋風の家具をあえて選んでもバランスを取りやすいでしょう。

インテリアの色を決める際の基本ルール

ここからは、インテリアの色選びで失敗しないための、基本的なルールをご紹介します。

1部屋に使う色は3色まで　

おしゃれな部屋を作るには、使用するカラーを3色までに抑えるのがポイントです。家具の色はもちろん、天井や床、壁紙の色も含めて3色以内に抑えて統一感を出しましょう。広々とゆったりしたイメージの部屋に仕上げたいのであれば、ベースカラーはライトブルーやベージュ、アイボリー、ホワイト、ライトグリーンなどの淡い色を選んでみてください。

色の組み合わせを意識する

部屋に使う色は「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3つに分けて考えられます。ベースカラーはその名の通り、壁や天井など基調となる色のことで、部屋全体の70%ほどを占めます。

 

ソファやカバー類、家具など部屋全体の25%ほどには、メインカラーを使いましょう。アクセントカラーは、差し色としての役割なので、5%程度に抑えます。この黄金比を守ることで、統一感のある洗練された部屋に近づくでしょう。

素材を意識する

部屋をおしゃれにするには色選びも大切ですが、素材を意識することも重要です。「木」とひと口に言っても、合板や無垢材、集成材などさまざまな種類があるので、目指す雰囲気や用途によって使い分けましょう。クッションカバーやカーテンの素材などにおいても、布の種類はさまざまなので、素材の特徴を知って目指すテイストに合う製品を選んでください。

インテリアの色選びを成功させておしゃれな部屋作りを

本記事では、インテリアに使う色の決め方をご紹介しました。インテリアの色選びを成功させるためには、初めに自分のライフスタイルを振り返り、目指す雰囲気を発揮させることが大切です。本記事の内容を参考にしていただき、居心地の良い素敵な空間作りに役立ててください。