絵の具で海のグラデーションを描きたい!綺麗な描き方や注意点を解説
絵の具で描くグラデーションは、色の濃淡で風景の奥行きなどが表現できる素敵な技法です。しかし、いざやってみようと思っても、難しそうに見える人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、絵の具でグラデーションを上手く描くコツをご紹介します。これを使えば、海のグラデーションにもアレンジが可能です。
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目次
グラデーションを綺麗に描くコツ
グラデーションを作るにはコツがあります。以下のポイントを確認しつつ、グラデーション作りに挑戦してみましょう。
たっぷりと絵の具を溶く
グラデーションを綺麗に描くには、予め絵の具をたっぷりと溶いておきましょう。絵の具が足りずに、溶き直しているとその間に塗った部分が乾いてしまい、グラデーションにならなくなってしまいます。
水彩紙を水でしっかりと濡らす
グラデーションには水分が欠かせません。筆や絵の具だけでなく、描く本体の水彩紙もしっかりと濡らしてください。表面がテカテカと光るくらいが理想です。水彩紙を立てて水が滴る場合は、量が多いため調整してください。
絵の具を筆にしっかり含ませ上から下に描く
グラデーションの基本練習の際は、上から下に描いてみましょう。このとき上に戻って、塗り直しはしないでください。グラデーションは一度通った場所に、たとえ同じ色でも乗せてしまうと必ずムラになります。上から下への一発勝負で一気に描きましょう。
乾く前に素早く描く
使う絵の具によっては、速乾性のあるものがあります。綺麗なグラデーションを作るには、絵の具が乾くより前に筆を滑らせることが大切。慣れてくればいろいろな手法が身に付きますが、最初は素早く描くことを意識してみましょう。
海のグラデーションにアレンジ
基本的な上から下へのグラデーションを使えば、海を描けます。空・海・砂浜と色を分けてグラデーションを使うと濃淡があり、奥行きも感じられる海の姿ができあがり。とくに初心者向けのグラデーション風景画なので、ぜひ試してみましょう。
グラデーションを作る際の注意点
綺麗なグラデーションを作るには、注意点もあります。以下の点に注意しながら、グラデーションを作ってみましょう。
紙を濡らしすぎない
グラデーション描く際、水彩紙を濡らすことが大切ですが水分が多いと絵の具が滲みすぎてしまいます。これでは綺麗なグラデーションが描けなくなるため、注意しましょう。また、紙は濡らしてから完全に染み込むまで少し時間がかかるので待ってから塗るようにしてください。
色を変えるときは筆を綺麗に拭き取る
何段階かの色に分けてグラデーションをつくる際は、筆を洗いキッチンペーパーなどで水分を拭き取ってから次の色を乗せましょう。筆に別の色がついていると不要に混じってしまい、想定外の色が出てしまう可能性があります。色を変えるごとに筆を綺麗にするか、予め何本か用意しておきましょう。
グラデーション作りに便利な画材
グラデーションを作る際に便利な画材も発売されています。自分の作成したい絵の大きさや雰囲気に合わせて、さまざまな道具を取り入れていくのもおすすめです。
ローラーやスポンジ
筆よりも大きな面を均等に塗ることができるローラースポンジは、境目を綺麗に塗れる便利アイテムです。とくに大きな作品を作る際には取り入れてみましょう。また、スポンジも便利アイテムです。色の境目をスポンジで軽く叩くとグラデーションが作れるため、細かい面の作業で役に立つでしょう。
乾燥を遅らせるメディウム
アクリル絵の具などは乾燥が早く、大きい面・広い面でグラデーションを作りたいときに失敗しやすくなります。そこで、このメディウムを使用するとアクリル絵の具の乾燥を遅らせることが可能です。
グラデーションはコツを掴めば誰でも楽しめる
グラデーションは、とても難しい技法に感じますが基本的なものはコツを掴めば誰でも描くことができます。基礎ができれば、そこからグラデーションを使ったさまざまなアレンジが楽しめるので、ぜひ積極的に挑戦してみましょう。
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