夏祭りを楽しむアイテムとして人気なのが浴衣です。しかし、初めて浴衣を選ぶ際にはどこを見て選べばいいのか悩みますよね。柄や色はもちろんのこと、他にもチェックしておきたいポイントがあるのです。そこで今回は、浴衣の失敗しない選び方についてご紹介します。

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夏祭り用浴衣を選ぶポイント

選ぶポイントでとくにチェックしたいのが、自分の特徴に合わせたスタイルと素材です。ここではこの2点をはじめとした、浴衣選びのポイントを紹介します。

特徴で選ぶ

まずは、自分自身の特徴から浴衣を選んでみましょう。身長・体型・顔立ち別で、それぞれに合う浴衣のタイプをご紹介します。

身長

身長は高い低いでザっと分けてチェックします。背の高い人は、柄が見える面積が広いため大きな柄の入った浴衣がおすすめです。小柄や無地だとメリハリがなく、高い身長に目が行ってしまうため、全体的に柄が入っている華やかなものを選びましょう。

 

身長の低い人は、小柄模様の浴衣を可愛く合わせるのがおすすめです。低身長が気になる場合は、縦に模様が入っているものを選ぶと、立て柄ライン効果でスラリとして見えます。

体型

体型は、標準から見てやせ型かぽっちゃりかでチェックします。やせ型の人は、浴衣を着るとさびしい印象に見えてしまう傾向があるため、全体に柄が入っているものがおすすめです。中でも大ぶりで華やかな色柄を選べば、全体的にボリューム感が出て寂しい印象が払拭できます。

 

ぽっちゃりの人は黒・紺・藍色などのダークカラーで、縦に柄が入っているものを選ぶと全体的にすっきりとしてシャープな印象を与えられますよ。

顔立ち

顔立ちはハッキリ系か、柔らかい系かでチェックします。ハッキリとした顔立ちの人は、大きめの柄・ハッキリとした色合いが映えます。太めの縦縞のようなシャープなデザインを取り入れると、カッコよくまとまり美人系の雰囲気になるでしょう。柔らかい顔立ちの人は、淡い色合い・ふんわりした柄が映えます。優しい雰囲気が際立ち、女性らしさをより演出できる着こなしに仕上がるでしょう。

素材で選ぶ

浴衣を選ぶ上では、お手入れや値段の観点から素材も重要なチェックポイントです。ここでは、主に浴衣で使われている素材について、特徴をご紹介します。

絹

絹の浴衣には以下のような特徴があります。

 

• 値段が高い
• 見た目にも高級感がある
• 肌触りが滑らかで吸湿性も高い
• 自宅での洗濯やアイロンができない

 

高級素材としても知られる絹は、優しい肌触りが涼しさを感じられ高級感も演出してくれます。一方で、取り扱いが難しい素材のため、使った後はクリーニング専門店でケアをしなければいけません。購入時の値段も高めで、手入れにも費用がかかるのが難点です。

綿

綿の浴衣には以下のような特徴があります。

 

• 肌に優しい
• 通気性・吸湿性が高く夏向けの素材
• 手洗いや簡単なアイロンであれば自宅で可能
• 絹と比べてリーズナブル

 

綿は、通気性・吸湿性が高いため湿気の多い夏にさまざまな商品で使われる素材です。染色やプリントにも適しているため、幅広い柄や色が楽しめるのも人気ポイント。洗濯機や乾燥機での直洗いはおすすめできませんが、優しい手洗いなら自宅でもケアが可能です。

ポリエステル

ポリエステルの浴衣には以下のような特徴があります。

 

• 耐久性があり軽量
• シワになりにくく扱いやすい
• 洗濯機や乾燥機の使用が可能
• 絹や綿に比べて価格がリーズナブル

 

繊維がしっかりとしているポリエステルは、浴衣のラインがシャープな印象になります。また、耐久性と軽量さ、そしてリーズナブルな価格が大きな魅力で、何着か購入してさまざまな柄の浴衣を楽しみたい人におすすめです。自宅で洗濯も可能なので、気軽に浴衣を楽しめます。

レーヨン

レーヨンの浴衣には以下のような特徴があります。

 

• 質感が絹に似ている
• 絹よりは価格がリーズナブル
• 自宅で洗濯できるものとできないものがある
• 繊細な色や柄が多く上品さを演出できる

 

絹に近い風合いをもつレーヨンは、上品なスタイリングを楽しみたい人におすすめです。絹より扱いやすい素材ではありますが、基本的に家での洗濯はNG。クリーニング専門店にケアをお願いしましょう。しかし近年では研究によって自宅洗いが可能なレーヨンも登場しています。購入時には、洗濯表示をしっかり確認しておきましょう。

柄・色で選ぶ

浴衣の柄・色の種類は無限大です。夏祭りに着ていく浴衣の柄や色に特別なマナーは無いため、自分に合ったお気に入りのものを楽しみましょう。華やかさを演出したい人は明るく鮮やかな色や柄、落ち着いた雰囲気を演出したい人は淡いものや落ち着いたトーンの色や柄を選んでみてください。

扱いやすさで選ぶ

浴衣は、着た後の手入れのしやすさで選ぶのも大切です。浴衣は素材によって、自分で洗濯ができるものもあれば、クリーニングに出さないと痛むものもあります。自宅で洗濯やアイロンがけができれば、着たいときにすぐ楽しめるため、手入れ方法は必ず購入時に確認しましょう。

お気に入りの浴衣を見つけて夏祭りを楽しもう

浴衣は種類が豊富なだけに、自分に合った1着が必ず見つかります。ぜひ今回紹介した選び方を参考にして頂き、ピッタリな浴衣を探してみてくださいね。いつもとは違うおしゃれをしながら、夏祭りを楽しみましょう。