香水で香りのおしゃれを楽しむ人も多いですが、夏に香水をつける際に間違った使い方をしていませんか？今回は、夏だからこそ気を付けたい香水のつけ方や、夏におすすめの香りについてご紹介します。

この記事を読むための時間：3分

夏に香水をつける際のポイント

香水は、闇雲につけると香りが強すぎて周りに迷惑をかけてしまう可能性があります。とくに夏場は、香りが立ちやすい時期といわれているため、下記ポイントに注意しましょう。

秋冬よりも少なめに

湿気の多い夏は、乾燥する秋冬よりも香り立ちが強くなります。そのため、少なめにつけるほうが丁度良く香るのです。香水の種類によっても変わりますが、秋冬に通常2プッシュであれば1プッシュに減らしてみましょう。もしくは、いつもより少し離した場所からプッシュするのもおすすめです。

手首・足首・腰につける

夏は、汗をかきにくく蒸れにくい場所に香水をつけるのがおすすめです。良いとされているのが手首・足首・腰。とくにふんわりと香らせたいのであれば、足首につけましょう。香りは上に登ってくるため、少量でも全身が程よく包まれます。

夏におすすめの香り

ここでは、夏だからこそ使いたい爽やか系をメインとした香水の種類をご紹介します。

グリーン系

公園や庭に茂る植物を思わせ、スッキリした清涼感を感じられるのが特徴です。甘さ控えめで、ユニセックスな香りはリラックス効果もあります。湿気が多い夏の時期にスッとした爽やかさを感じたい人におすすめです。

シトラス系

いわゆる柑橘系の爽やかな香りが特徴です。柑橘系の香水は軽い香りが多いため、香りが立ちやすい夏でも、強い匂いが出ないのが人気ポイント。また、リフレッシュ効果やリラックス効果もあるので他人との距離が近い場所でも使いやすい香りです。

フローラル系

フレッシュな花々を感じさせる香りが特徴です。フローラル系には、甘さが濃いものもあるため夏場にはフレッシュフローラルの香りがおすすめ。フローラル系の中でも甘すぎず、ナチュラルな印象かつ上品な香りのため、オフィスシーンでも使いやすく人気の香りとなっています。

サボン系

サボンとは、いわゆる「石鹸の香り」がする香水です。清潔感があって、万人受けする香りともいわれておりレディース・メンズ問わずに使いやすいのもポイント。汗をかきやすい夏場にフワッと香ると、リフレッシュできるのでおすすめです。

夏に香水を使うときの注意ポイント

夏の香水は、使い方を間違えると香水本来の香りを楽しめなかったり、嫌な臭いにかわってしまったりします。下記ポイントに注意して、正しい付け方を身につけましょう。

香水は清潔な体につける

香水は、必ず清潔な体につけましょう。汗の臭いをカモフラージュする目的で使用する人もいますが、これは絶対にNGです。汗・皮脂の臭いは香水と混ざることで不快な臭いに変化することが多く、香水を台無しにしてしまいます。

他の香りと混ぜない

夏場は制汗スプレーや汗ふきシートを使う機会が多くなるため、香水の匂いと混ざらないようにするのが大切です。香水をつけるのであれば、制汗剤に関しては無香料のものを使用しましょう。

外出30分前につける

香水にはつけるとトップノート・ミドルノート・ラストノートという、香ってくる順番があります。ミドルノートのがその香水のメインの香りとなり、これはつけた後30分程で香りがハッキリと出てくるのです。そのため、外出の30分前につければ、香水メインの香りを丁度良く感じられます。

重ねづけはしない

香水が汗で流れたからといって、そのまま重ねづけすることは避けましょう。これは「清潔な体につける」と共通した理由で、汗・皮脂の上に香水を重ねづけすると不快な臭いを発する恐れがあります。香水は重ねづけではなく、汗拭きシートやタオルなどでしっかり汚れを落としてから「新たにつける」ことを心掛けてください。

夏は香水で爽やかな印象を演出しよう！

夏は、汗や皮脂などで臭いが気になる季節。そんなときこそ香水の爽やかな香りを身にまとって、気持ちをリフレッシュしましょう。そのためには、正しいつけ方を知ることがとても大切です。今回ご紹介した注意点などを参考に、ぜひ夏場の香水を楽しんでください。