インテリアの一部として、観葉植物を部屋に飾っている方も多いのではないでしょうか。観葉植物には、部屋をおしゃれに見せる効果以外にも、さまざまな役割があることがわかっています。そこで今回は、インテリアに観葉植物を取り入れるメリットとデメリットをご紹介します。

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観葉植物をインテリアに取り入れるメリット

ここでは、観葉植物を部屋に置くメリットをご紹介します。

部屋がおしゃれになる

植物の自然なグリーンはどんな色とも調和するため、インテリアとして手軽に楽しめることが特徴です。アクセントのないシンプルな部屋や、殺風景な部屋も、観葉植物を置くことで温かい雰囲気になります。置く植物や鉢のデザインによっても印象は変化するため、目指す部屋のイメージにあったものを選びましょう。

リラックス効果が期待できる

植物には、人間の疲れた心を不思議と癒してくれる効果があります。観葉植物のグリーンが視界に入ることで、ストレスホルモンの増加率が減ったという研究報告があるほどです。緑色には心身の疲労を軽減させる効果が認められているため、普段気が張っている方や、なんとなく気持ちが休まらないという方は、観葉植物を飾ってみましょう。

毎日の楽しみができる

観葉植物を置いていると、水やりなどのお世話をしなければなりません。愛着を持って育てているうちに、世話をすること自体が毎日の楽しみになるでしょう。生き物を育てる感覚で観葉植物を楽しみたいのであれば、花をつけるタイプのものもおすすめです。

室内の空気がきれいになる

植物も、人間と同様に呼吸をしています。1つ違うのは、二酸化炭素吸収して酸素を吐くという点で、人間の構造とは真逆です。また、植物が二酸化炭素を吸収する際、窒素酸化物やホルムアルデヒドなどの空気中の有害物質を同時に吸ってくれることがわかっています。室内の空気を常にきれいに保ちたいとお考えの方は、観葉植物を置くと良いでしょう。

観葉植物をインテリアに取り入れるデメリット

観葉植物を置くことを検討する際は、悪い面も知っておくことが大切です。ここでは、観葉植物をインテリアに取り入れるデメリットをお伝えします。

手入れをしなければならない

観葉植物も生き物なので、手入れをしなければ生きていけません。生活が忙しい方や心に余裕がないときには、手入れをするのが難しいこともあるでしょう。本来人の心を癒してくれる観葉植物ですが、十分に世話ができていない罪悪感などから、ストレスの原因になることも考えられます。

虫が湧く可能性がある

観葉植物を培養土で育てる場合、虫が湧く可能性がゼロではありません。土の中にあった虫の卵が孵化したり、外から侵入したりなど、虫が発生する理由もさまざまなパターンが考えられます。虫が苦手な方が不快に感じるだけではなく、種類によっては植物にダメージを与えてしまうこともあるでしょう。

置き場所を選ぶ

ほとんどの観葉植物は耐陰性に優れている品種なので、室内に問題なく置くことができます。しかし、極端な日光不足になってしまったり、風通しの悪い場所に置いていたりすると、植物が弱ってしまうかもしれません。

観葉植物の代わりにフェイクグリーンもおすすめ

お世話をする自信がない方や、虫やカビの心配をしてしまう方は、緑色のフェイクグリーンを取り入れてみましょう。水や土を必要としないフェイクグリーンであれば、枯らす心配もなく気軽に取り入れることができます。自然の緑同様のリラックス効果も得られるため、不安な方は、ぜひフェイクグリーンから始めてみてください。

観葉植物を置いて身近に自然を感じよう

本記事では、インテリアに観葉植物を取り入れるメリットとデメリットをご紹介しました。部屋に観葉植物を置くと、部屋がおしゃれに見えるだけではなく、心身に嬉しい効果がたくさんあります。気になった方は、ぜひ毎日の暮らしに観葉植物を取り入れてみてください。